ゴール設定で活路を見出す

コーチングマイスター小松範之です。   「売り上げを上げるために、新しいアイデアが必要だ」 「社内の停滞感を脱却したい」   こんな悩みを感じている経営陣の皆さんは多いと思います。 こういった悩みを合理的に解決する方法があります。   それは、ゴール設定です。   ゴール設定をすれば、見える世界が変わります。 その結果、 売り上げを上げる新しいアイデアや 社内の停滞感を脱却する方法が 見えてきます。   なぜなら、ゴール設定とは、 自分にとって重要なものが何かを 自分で決める行為だからです。   人間の脳は、自分にとって重要なものしか見えません。 だから、自分の意志でゴール設定をすれば、 必要なものが見えるようになるのです。   より詳しくお話ししましょう。   実は、人間は、 自分にとって重要なものしか認識していません。 その証拠に、この文を読むあなたは 先ほどから・・・   自分の鼻が見えているし、 エアコンの音が聞こえているし、 お尻に椅子の感触を感じています。   指摘されて初めて意識に上がりましたよね。 指摘されたことで、 自分の中での重要度が上がり 認識できるようになったわけです。   このように、人間の脳は ごく一部の情報しか認識できない仕組みになっているのです。   いわば、脳は常に「一部認識モード」ということです。 その理由は、飢え死にしないためです。   脳は、体の中で最もカロリーを消費する器官です。 だから、脳を「全部認識モード」にすると、 カロリー不足で飢え死にしてしまうのです。   ある研究によると、 五感で感じている情報全てを処理しようとした場合 小型発電所一基分のカロリーが必要とされています。   そんなカロリーを食事だけで摂取することはできません。 したがって、「全部認識モード」が実行可能なカロリーは、 人間の体には存在しないのです。   それでも「全部認識モード」を実行すれば 飢え死にするしかありません。   だから、消費カロリーを節約するために 脳は「一部認識モード」になっているのです。   では、限られた認識の中で「見たいものを見る」ためには どうしたらいいんでしょうか?   それが、自分にとって重要なものを決めることです。 つまり、ゴール設定です。   ゴール設定すれば、脳は、 ゴール達成に必要な情報を認識し始めます。 「見たいものが見える」ようになるのです。   具体的にゴール設定をどうすればいいかというと、 ●「売り上げを上げて、地域住民と株主を喜ばせる」とか ●「社内を活性化して、お客様が思わず笑顔になる革新的サービスを提供する」 などです。 (あくまで例です。ゴール設定は自分でするのが鉄則です。)   これが本当に自分にとってうれしいゴールであれば、 脳は「重要なこと」として働き始めます。   その結果、 売り上げを上げる新しいアイデアや 社内の停滞感を脱却する方法が 見えてきます。   まずはゴール設定からすべては始まります。 自分にとって、わが社にとってのゴールは何だろう? ということを考えてみてはいかがでしょうか。   文◆小松範之