「鬼滅の刃」を「Hole理論」の観点から分析してみた

内山 和久
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こんにちは、内山です。 

今日は、今年のナンバー1ヒット作品

「鬼滅の刃」を紹介します。

本当に素晴らしい作品なので、

「全集中!」

で最後まで聞いてください(笑)。

まず、この作品の一体どこが凄いのか?

いきなり、核心から話しますが、

「絶望と希望」の両側面を描いていることだと思います。

これはあくまでも俺の想像ですが、

作者の吾峠 呼世晴さん自身が

「絶望」の子ども時代を経て、

「希望」に転じた人だと予想します。

少なくても、大金持ちの家に生まれ

何不自由なく育った人は

こんな世界観の作品を描けないと思います。

作品の舞台になっているは大正時代の日本。

わずか15年しかなかった時代に

鬼と人間の争いを描いています。

大正といえば、

激動の明治と、栄光の昭和に挟まれた

目立たない次男坊のような感じでしょうか。

だから、

「大正時代」が舞台になっている作品は

ほとんどないわけですね。

そこに目をつけられた所にも

吾峠 呼世晴さんの才能を感じます。

主人公の竈門炭治郎は

鬼に襲われ鬼化してしまった

妹・禰豆子を救うために行動を決意します。

先ほど、

「鬼滅の刃」の人気の秘訣は

「希望と絶望」の両側面が描かれているからとお伝えしました。

主人公の炭治郎が、

この作品の「希望」の象徴で

多くの人に素晴らしい影響を与えます。

絶望している人に

希望を与えていくわけですね。

それは本来、敵であるはずの

鬼にさえ「希望」を感じさせるほど。

それが主人公の竈門炭治郎です。

その後、炭治郎は「鬼殺隊」という組織に入り

伊之助と善逸と行動を共にします。

※左から伊之助、炭治郎、善逸

猪の顔を被った伊之助は、

「猪突猛進」が口癖で、常識がなく粗暴な野生児。

金髪の善逸は、

泣き虫だけどとても優しい性格。

三者三様のトリオが力を合わせながら

鬼と戦っていきます。

そして忘れてはいけない存在は、

同期の栗花落カナヲです。

 カナヲは継子という

能力や才能を認められた特別な存在。

しかし、このカナヲも

子ども時代に「絶望」を体験し

一切の感情を失っていました。

そんなカナヲに対して

炭治郎は「カナヲは心の声が小さいだけ」

と言います。

そして、

「人は心が原動力だから

カナヲも心のままに生きていける」

そう励ますんですね。

さすが、希望の星! 

その結果、カナヲは「絶望」の中から

再び「希望」を取り戻すことができました。

その後カナヲは、感情を取り戻し

自分の生きる道を見つけます。

これも勝手な想像ですが、

作者の吾峠 呼世晴さんは

カナヲに自分を投影させているのかもしれません。

ジョジョでいう岸辺露伴的なイメージ。

もしカナヲではない場合は、

この後、紹介するもう1人の人物が

その候補です。

炭治郎たちが所属する

鬼殺隊には「柱」と呼ばれる

最高位の9人の剣士がいました。

※こんな感じ

彼らは鬼を狩ることが使命の最強集団で、

1人1人とても魅力的なキャラクターです。

そんな彼らの中に、

「天才」と呼ばれる時透無一郎がいました。

無一郎は14才という若さで

刀を握ってわずか2ヶ月で「柱」になった人物。

しかし、無一郎には「感情」はもちろん、

過去の記憶もありません。

「絶望」から感情も記憶を失ってしまったのです。

かなりカナヲに近い。

そんな無一郎も、

炭治郎と出会い「希望」を取り戻します。

「希望」を取り戻した無一郎は、

感情も取り戻し、人の役に立つことをはじめます。

さらに、

個性派だらけの「柱」の中で、

最初に「痣」を発動させました。

鬼滅ワールドの中で「痣」は

かなり重要なキーワード。

それは、

ドラゴンボールにおけるスーパーサイヤ人。

BLEACHでいう卍解、

ワンピースでいう覇気のようなモノ。

そんな「痣」を発動させることにより、

無一郎は飛躍的に能力を向上させます。

自分を取り戻した無一郎が感じたのは、

「確固たる自分があれば両足を踏ん張れる」

「自分が何者かわかれば

迷いも戸惑いも焦燥を消え失せる」

「振り下ろされる刃から

逃れられる鬼はいない」

というもの。

表現としては「剣士のそれ」ですが、

実際の人生もこれと同じだと思います。

つまり、確固たる自分があれば、

迷いも、戸惑いも、焦りさえなくなり、

自信を持って行動できるということ。

これは俺が今、広めている「Hole理論」でも同じで

人は必ず、辛くて厳しい

「エピソード1の人生」からスタートする。

 と伝えています。

「エピソード1の人生」とは

親の影響が強い人生のこと。

カナヲであれば、親から虐待を受けた過去が

「エピソード1の人生」ですし、

無一郎であれば、親が早く死んでしまい

その後、お兄さんも亡くなってしまったのが

「エピソード1の人生」です。

一般的な「エピソード1の人生」は、

 安定した企業に入る。

家業を継ぐ。

長男だからこうしないといけない。

親に認められる仕事をする。

親に認められる人と結婚する。

などがあります。

実際、俺も子どもの頃から

「勉強を頑張って、いい大学に入って、安定した会社に就職しなさい」

と言われて育ちました。

そして実際にJR西日本という

安定した会社に就職していました。

「エピソード1の人生」は、

本来やりたいことではないため

必ず悩み、苦しみ、葛藤するわけです。

人によってはカナヲや無一郎のように

「絶望」を体験します。

これは、先日、自殺した

俳優の三浦春馬さんも同じです。

人気があって、世間から認められていたとしても

それが本人の「幸福」とは限りません。

カナヲと無一郎は

炭治郎と出会ったことで

辛くて厳しい「エピソード1の人生」から

本来あるべき「エピソード2の人生」へ進むことができました。

鬼滅の刃は「希望と絶望」を

非常に上手く表現しているといいましたが、

それは言い換えれば

「エピソード1の人生」から

「エピソード2の人生」へ進むということ。

 ちなみに「Hole理論」でいえば、

炭治郎はヒツジタイプ

伊之助は狼タイプ

善逸はハリネズミタイプ

カナヲはサメタイプ

無一郎はハリネズミタイプ

です。

まだ自分のタイプを知らないという方は

こちらからどうぞ。

きっと、あなたが知らないもう1人のあなたが分かります。

https://resast.jp/page/fast_answer/5926

また、鬼滅の刃について書こうと思います。

ぜひこの機会に、鬼滅の刃を読んでみてください。

本当に凄い作品です。

では!

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