クラピカに学ぶエネルギーコントロール
こんにちは、内山です。
今回は「やめたいのにやめられない！」から抜け出すために
というテーマで書きます。
人には、
（頭では）止めたいと思っているのに
（実際の行動は）止められない。
ということがあります。
例えば、頭では止めたいと思っているのに、
ついついSNSやYouTubeなどを見続けて
気づけば寝る時間を過ぎている。
本当は勉強したいのに、
全く捗らない。
ずっとネットサーフィンをしてしまう
誰しもそんな経験を１度はしたいことがあるでしょう。
なぜ、やめたいのにやめられないのか？
その答えは、
実は「エネルギー」にあります。
エネルギーは目に見えないため
「エネルギーコントロールの達人」を
ご紹介しましょう。
それは「ハンターハンター」に出てくる
クラピカです（笑）
ハンターハンター といえば、
このブログで何度か紹介してきましたが、
絶対に読んで欲しい素晴らしい作品です。
ハンターハンター の中でもクラピカは
エネルギーコントロールの天才なので、
いかにしてエネルギーを使っているのか？
をお伝えしますね。
もちろん、ハンターハンターを読んだことがない人にも
できるだけ分かるように書くので安心してください。
ハンターハンターには
４人のメインキャラクターがいて
主人公のゴン、相棒のキルア、
医者志望のレオリオ、
そして今回紹介するクラピカです。
左からキルア、レオリオ、クラピカ、ゴン
クラピカの特徴は冷静沈着、頭脳明晰。
メインキャラクターの中では
最も知的なキャラクターです。
見た目は、とても中性的ですが、
その外見とは似合わない
「身を焦がすほどの怒り」を内包しています。
その理由は、一族１２８人全員が
目玉を抉り取られて惨殺されたこと。
少年漫画なのにエグイ設定ですよね？苦笑
その結果、クラピカは、同胞の仇を討つこと、
そして奪われた仲間達の眼球を取り戻すこと、
この２つの目的を果たすためにハンターになります。
ハンターとは、怪物、財宝、賞金首、遺跡、幻獣など
稀少な事物を追求する人々の総称で、
ハンターハンターは、こうしたハンター達の人生の物語を描いています。
もちろん主人公たち４人も全員がハンターです。
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エネルギーとは何か？
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ここでエネルギーについて説明をすると
それは「生命エネルギーそのもの」で
思考・行動・決断など、
ありとあらゆることに必要になります。
つまり、エネルギーが高まれば
人生すべてのクオリティが高くなり、
逆にエネルギーが低くなれば、
人生すべてのクオリティが低くなります。
この記事の冒頭で、
頭では止めたいと思っているのに
行動（身体）がついてこないことがあるという話をしました。
どうしてそんなことが起こるのか？
それは、１日仕事を頑張ったりして
エネルギーが低下しているからです。
例えば、俺の場合でいうと、
テレビディレクター時代には
１日２０時間労働が当たり前で、
家に帰ると、すぐさまベッドに直行して
動けなくなっていました。
こうした体験をエネルギーの観点から説明すると
エネルギーがすっからかん、
もうエネルギーが残っていない状態です。
休みの日なんて、１日中
ベッドから起き上がれないみたいな・・・
エネルギーが低下した時は、
IQが下がり、まともな思考もできず
未来を考える創造性も低下し
身体はヒコヒコ状態。
猛烈に仕事を頑張って一時的に
エネルギーが低下しているだけなら
休養すればエネルギーが回復するので
大きな問題はありません。
しかし、「Hole理論」でお伝えしている
「心に穴」があり、そこから
エネルギーが漏れ続けている状態になると
とんでもない状況を引き起こすことがあります。
※まさしくこんな状態
水がエネルギーだと考えてください。
具体的に言うと、考えたこと、やったこと、
行動したことがすべて無駄になり、
やる事なす事すべて裏目に出ます。
つまりエネルギーがない時に考えたことは
人生を不幸にする方向に進め、
エネルギーが無い時に作った人間関係は、
いつか必ず破綻し、
エネルギーが無い時に勉強したものは
何も残りません。
全て悪い方向に進んでしまいます。
それとは逆にエネルギーが高い状態では、
やる気に満ち溢れ、根拠のない自信があり、
知的で創造力も豊か、決断力もあり
心がブレずに活動していくことができます。
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エネルギーの源泉
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さて、エネルギーについて
簡単にお伝えした所で、
クラピカのエネルギーの源泉は何か？
を考えてみたいと思います。
クラピカのエネルギーの源泉、
それは「強烈な怒り」です。
まさしく身を焦がすほどの強い怒りが
クラピカを突き動かしています。
なぜなら、クラピカがハンターになった理由は
同胞の仇を討つこと、
そして奪われた仲間達の眼球を取り戻すこと、
この２つの目的を果たすためだからです。
クラピカは第２話でこんな発言をしています。
『死は全く怖くない。一番恐れるのは、
この怒りがやがて風化してしまわないかということだ」
死ぬことよりも、怒りが風化することの方が怖い。
この感覚はあまり理解できないかもしれません。
これはつまり、同胞の仇を断念し、
のほほんと人生を送る自分には死んでもなれない
そんな強い決意の現れでもあります。
実は、様々のエネルギーがある中で、
「怒り」は２番目強いエネルギーです。
あなたも１度くらいは怒りに身を任せて、
物を投げつけて壊したことがありませんか？
怒りは、強い衝動を生み出し
力強く行動させるパワーがある。
それは自分の行動を抑えようと思っても
抑えられないほどのパワーを持っています。
こうした強烈なエネルギーを
怒りは持っているわけです。
コーチングや自己啓発の世界では
「怒り」はネガティブに分類されることがありますが、
悪いということはありません。
なぜなら、人が元々持っている
大切な感情だからです。
エネルギーコントロールの観点では、
怒りのエネルギーが適していることは
短期間で大きなゴールを達成したい場合には
とても効果があります。
怒りで爆発的に行動し、
一気に大きな結果を残す。
こうしたことも可能です。
それは、映画「ワイルド・スピード」に出てくる
ニトロを搭載した車と同じで、
怒りのエネルギーは、ニトロをオンにした状態と同じ。
猛烈な加速で一気に突き抜けます。
しかし、怒りのエネルギーは
短期的に使うことはよくても
長期的に使うと非常に危険です。
怒りのエネルギーを長期的に
使うとどうなるのか？
映画「スターウォーズ」では、
怒りのエネルギーに取り憑かれた人を
「暗黒面に堕ちる」と表現しています。
暗黒面に堕ちると力が爆発的に上がり
銀河を支配できるほどの力を獲得することができる。
有名なダースベイダーの誕生です。
人は暗黒面に堕ちると、怒り以外の感情が抜け落ち
安心や喜び、幸せといった感覚まで感じられなくなります。
ダースベイダーが笑うことはないですよね？
それじゃークラピカはどうなるのか？
連載当初は笑顔があったのに、
物語を進めるにつれて笑顔が少なくなっています。
クラピカの実態は、
中性的な印象の真逆の存在。
金髪ダースベイダーへ向かう道です。
こんな感じ（下手すぎるな！オイ！）
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エンペラータイムを解説
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ここで、クラピカが最初に発動させた
暗黒面の技を紹介しましょう。
ハンターハンターの世界では、
念という重要な概念が出てきます。
念能力には、
強化系、変化形、具現化系、放出系、
操作系、特質系という６つの系統の力があり
それぞれの特徴を持っています。
例えば、強化系であれば
身体の力を高めて肉弾戦が得意な特徴がある。
クラピカは具現化系の能力者で、
オーラ（＝エネルギー）を物質化できる能力があります。
６つの系統のうち、
本来であれば適正がある能力しか
１００%の力を発揮できません。
しかし、クラピカが暗黒面に堕ちて
発動させた能力は、覚えた能力であれば
全ての系統の能力を１００%の精度で使うことができるというもの。
ドラクエでいえば、武闘家、魔法使い、僧侶、戦士、など
すべての職種をマスターした存在になれるということ。
その結果、本来は絶対に勝つことができないような強敵を
力でねじ伏せてしまいます。
これがクラピカが発動させた
エンペラータイプ（絶対時間）という能力です。
まさしくチートとも呼べる能力ですが、
その能力を発動させるには大きなリスクがありました。
それは能力の発動時に
１秒につき１時間 寿命が縮むというもの
そして３時間能力を使い続けると
９時間意識を失うというものです。
そして、面白いのはここからで、
実はエンペラータイムは実存していて、
あなたも使うことができるということです。
もちろん、大きなリスクがあるので
これから話していきましょう！
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なぜ、カリスマは早死にするのか？
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世界的に有名なミュージシャンは、
早死する人が多いと思いませんか？
エルヴィス・プレスリー、ジミ・ヘンドリックス、
カートコバーン、フレディ・マーキュリー、
プリンス、マイケル・ジャクソン、尾崎豊など。
直接的な死因はドラッグや自殺など様々ですが、
偉大なミュージシャンは２７歳で死ぬと言われる
ジンクスがあるくらい有名な話です。
そして、これはミュージシャンだけではなく、
様々な有名人も同じ。
マリリン・モンローやブルース・リー、
芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫なども
みんな早死にしています。
これは先ほどもお伝えした通り
直接の原因は自殺だったり、
ドラッグだったりしますが、
根本原因はエンペラータイムを
使っていた可能性が非常に高いと思います。
例えば、世界的なカリスマである
スティーブ・ジョブズは
５６歳という若さで亡くなりましたが、
実際は４０代後半から闘病生活を送っていました。
俺はジョブズのような人を
「悲しい天才」と名付けているのですが、
その本質には「エンペラータイムの使いすぎ」があります。
それでは、エンペラータイムの本質は何か？
ここで説明しましょう。
エンペラータイム の本質はどこにあるのか？
それは「エネルギーの前借り」です。
クラピカの場合であれば、
１秒につき１時間寿命が縮まります。
それはつまり、
１秒で３６００秒分（＝１時間分）の
エネルギーを使っているということ。
本来であれば１時間でできることを
１秒でやってしまおう！というのが
エンペラータイムの本質にあります。
具体的に言えば、
３６００倍（＝１時間は３６００秒）の
力を発揮している状態です。
もしあなたが今の３６００倍の力を出せれば
大抵のことはできると思いませんか？
てか、ヤバイですよね？笑。
それじゃー考えてみてください。
ジョブズはあなたの３６００倍もすごいのか？
能力、才能、運動神経。
いずれにしても、決してそんなことはないはずです。
具体的に言えば、
IQがあなたの３６００倍も高いはずがない。
それはすでに人ですらありません。
エネルギーの前借り、
つまり、借りたものはいつか返さないといけない。
これがエネルギーの前借りと呼んでいる状態。
エネルギーとは
生命エネルギーそのものだとお伝えしましたが、
莫大なエネルギーを使えばその分、
寿命が短くなってしまう。
つまり、本来の寿命から天引きされるわけです。
これがエンペラータイムの構造です。
つい最近、３日間の興行収入が
歴代トップに躍り出た鬼滅の刃でも、
痣を出現させた人は
「例外なく２５才を待たずに死ぬ」
という設定があります。
痣を発動するとは、
莫大な力を得ている状態のこと。
これがエネルギーの前借り状態。
だから、痣を発動させると
２５才までに死んでしまう。
つまり一生分のエネルギーを
２５才までに消費するわけですね。
ちなみにハンターハンターの主人公のゴンも
エネルギーの前借りをして
その後、大変な状態になりました。
ビフォー
アフター
ここで１つ大切なことを伝えたいと思います。
それは俺たちが凄い！と思う人の多くは
エンペラータイムの可能性があるということ。
あなたが凄いと思っている人、
こんな人になりたい！と憧れている人、
その人はエンペラータイムを使っている可能性があります。
クラピカのように
チートだと思えるその凄い能力は
実は猛烈な勢いで命を削り続けているとしたら、
それでもあなたはその能力や才能に憧れるでしょうか？
太くて短い人生がよい場合には
とても素晴らしい能力です。
実際にエンペラータイムを使っている
有名人を挙げると沢山、書くことができますが、
それを伝えてもあまり意味がありません。
クラピカのエネルギーの源泉は「怒り」で、
復讐のために戦ってきました。
その結果、どうなったのか？
寿命を縮め、自分や他人を傷つけ、孤独を味わいました。
これが悲しい天才の辿る道です。
エンペラータイムが暗黒面の象徴だとすれば、
その真逆の力があります。
それが「愛」のエネルギーです。
怒りは２番目に強いエネルギーと言いましたが
それが暗黒面のエネルギーにつながります。
その上にあるのが「愛」のエネルギーです。
愛のエネルギーをまとった人とは
マザーテレサやガンジー、ダライ・ラマといった
歴史を変えた人たちがいます。
また母親が子に対する「無償の愛」は
最も多くの人が受けている「愛のエネルギー」の形です。
昔から「母は強し」と言われますが
それはまさしく愛のエネルギーが宿っているから。
つまり、私たちの多くは
元々、愛のエネルギーを受けて育ちますが
大きくなるにつれて愛のエネルギーから離れてしまいます。
そして時に躓き、壁に当たり、
辛く厳しい人生を歩むことになることもあります。
しかし、人はまた
愛のエネルギーに立ち戻ることも可能です。
そうした場所を提供したいと思い
今月はサメクラブも立ち上げました。
クラピカはゴン達に出会って変わったように
人は人と出会うことで変わっていきます。
２０２１年は
「人生が変わる場所を提供する」
をテーマに活動していきます。
まずはあなたのタイプを知るために
タイプ診断からやってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
追伸：あなたのタイプ診断はこちらから。
１０個の質問に答えるだけであなたのタイプが分かります。