人生はメンタルが9割 心の穴研究家 内山和久のブログ

女性性がさらに強くなった2022年の生き方【男性性と女性性】

生き方

こんにちは、内山です。

今日は

女性性がさらに強くなった2022年の生き方

本題に入る前に現在の状況から話します。

先日、NYダウ終値が905ドル下落しました。
これは今年最大の下げ幅です。

2021年はいろんなことがありましたが
ここにきて一番の下げ相場になりました。

原因は南アフリカの新型コロナの変異株の影響と言われています。

日本でも来月から年明けに
第6波が懸念されていますが、
ここに変異株の影響が出てくるかもしれません。

今までもいろんな不況がありましたが
現在のコロナ不況とは決定的に違うことがあります。

例えば、リーマンショックは
デリバティブ金融派生商品と言われる
実態がない仮想現実から発生しました。

当時は100年に一度の大不況と言われましたが
直接、俺たちに被害が及ぶということは
あまりなかったと思います。

もちろん、株取引をされていた方などは
大きな被害を受けたかもしれませんが、
多くの人にとっては
あまり関係ないの不況だったと感じます。

しかし、コロナはこれまでの不況とは違い
実体経済で起こっています。

例えば、あなたが住んでいる近くの
飲食店が大打撃を受けたり、
基本的に毎日、マスク生活を送ったり
副反応の強いワクチンを2回接種したり
人と距離を取るようになったり
大型イベントがなくなったり
日々、強いストレスを感じています。

つまりコロナの影響が
直接、俺たちの生活に及んでいるわけですね。

これまでの不況との違いは
仮想現実で起こった出来事なのか?
実体経済で起こった出来事なのか?
ここが決定的に違います。

そしてコロナの影響で
明らかに世界は変わりました。

一気に進んだ女性性の時代

コロナ以前から時代は
女性性が強い時代でした。

女性性とは心理学の用語で
共感、つながり、包容力、柔軟性
このような意味があります。

女性性の源泉は
家族を守る母親の立場。

つまり『保守』が入っています。

女性性が強くなるということは
保守も強くなるということ。

コロナ以前の世界では
男性性がまだ残っていたため
大きなゴールを持ってガンガンいこうぜ!
という価値観もありました。

具体的には、
「リスクを取って挑戦しろ!」とか
「どうせやるならでっかいことをしようぜ!」といった
男性性の強い価値観です。

しかし、コロナ後の今は
女性性が一気に進み保守が色濃くなりました。

その結果、

『無理しない生き方がいいよね!』

という価値観が特徴的に現れています。

コロナで大変だから
色々、我慢して粛々と暮らそう。

無理に動かず、嵐が通り過ぎるまで
待っておこう。

このようなイメージです。

つまり今の時代に
「リスクを取ってデカイことをしよう!」

こうした意見は
あまり受け入れらなくなったわけですね。

こうした時代の変化で
一気に注目を浴びることになったのが
元2チャンネル管理人ひろゆきです。

ひろゆきの主張を一言でまとめると

『お金を使わなくても
楽しめることを見つけて無理せず生きよう!』

だと感じます。

実際ひろゆきさんは
大学生から使うお金は変わっていないそうで

コンビニは高いから絶対に買わない。
ペットボトルは高いから家の水を飲む。
ユニクロの服を10年くらい着回す。

こうした超保守的な価値観と
今の時代はとても親和性があります。

逆に、男性性が強い以前の時代では
ひろゆき的価値観は
あまり受け入れられませんでした。

どちらかと言えば、
リスクを取れ!
有り金は全部使え!
即断即決で行動しろ!

こうした発言をしていた
ホリエモンの価値観が受け入られていました。

私は出版社も経営してますが
今は保守的な本が売れていて、
以前はよく売れていたホリエモンの本が
今はめっきり売れなくなっています。

コロナ時代の男性性と女性性

ここまで話した通り
今の時代は『無理せず生きようよ!』という
保守的な女性性の価値観が力を持っています。

男性性と女性性。

これはどちらがいい悪いではなく
どちらも大切な価値観。

しかし、大事なことは
どちらかに偏りすぎるのはよくありません。

男性性に偏ると
領土は広ければ広いほどいい。
お金は多ければ多いほどいい。
モテればモテるほどいい。

こうした価値観に傾き
その結果、強烈な競争と差別主義が強まります。

人類の歴史をみると
チンギスハーンやナポレオン
ローマ帝国などの帝国主義は
男性性を象徴する価値観です。

そして実際に、男性性の強さが
戦争の歴史につながってきました。

今までの歴史は常に男性性優位の時代。

その結果、女性蔑視の時代が続き
世界から戦争がなくなりませんでした。

いつの時代も戦争を仕掛けるのは
男性性のなせる技。

なぜなら、戦争とは
略奪と支配という
男性性の極みの行為だからです。

そして現在。

コロナの影響で
一気に女性性の強い時代になりました。

男性性の極みが略奪と支配であれば
女性性の極みは保守と利己です。

女性性の源泉は
母親が家族を守るという感情のため
基本的に保守が優位。

女性は隣の村にまで乗り込んで
略奪したり、支配しようとは思いません。

どちらと言えば、
家族や身内という枠組みを主軸にして
外よりも内側にフォーカスします。

それはつまり、家族や身内のことしか
考えなくなるということを意味します。

女性性が強まると外側に目を向けず
内側ばかりをみるようになる。

その結果、視野が狭くなってしまいます。

自分の家族さえよければいい。
身内さえ元気であれば大丈夫。

こうした価値観が強くなります。

それはつまり、
『自分たちさえよければOK!』
という利己主義の現れです。

極端な言い方ですが、
隣の家族は知らない、
自分たちの家族さえよければOK。

こうした利己主義に偏ります。

実際、今はコロナの影響で
個人と個人がつながる機会が減り
内側に閉じこもる傾向が出てきています。

ネットですべてを完結し
他人とは関わらない。

もし、社会全体がこうなると
競争がなくなり、全体が衰退します。

こうした時代に必要なことは
『男性性と女性性のバランスを取ること』

これは昔からよく言われることですね。

今は終身雇用が崩壊し、
年金だけで老後の生活は難しい可能性が高い。

つまり老後にお金が足らなくなる
可能性があるわけです。

国は大丈夫だ!と言いますが、
それを鵜呑みに安心している人は少数派です。

何もしなくても成長していく
高度成長期であれば
保守に徹することは有効な手段です。

なぜなら時代的に
登りエレベーターに乗っているのと同じで
何もしなくても勝手に上がってい区からです。

しかし、ご存知の通り、
日本全体が沈んでいる今の時代に
保守に走り何も行動しなくなると
本当に老後が苦しくなる可能性があります。

女性性が強い時代だからこそ必要なこと

今の時代は女性性がとても強く
かなり強固な『保守』になっている。

ここまでそんな話をしてきました。

男性性が強くなりすぎてもダメだし
女性性が強くなりすぎてもダメ。

大切なことは
男性性と女性性のバランスを取ること。

なので、最初に考えることは
あなたの男性性と女性性の割合を考えることから始めます。

分かりやすく言えば

挑戦============保守

もし、こうしたシーソーがあった場合
どちらに傾いているか?を考えてみます。

挑戦だけに傾いていると
ハードスケジュールになり身体を壊すし、

保守だけに傾いていると
何もチャレンジせず緩やかに衰退します。

どちらがいい悪いではなく
バランスを取ることが大事なので
まずは男性性と女性性のバランスを考えます。

自分軸を決める

女性性が強い時代の生き方として
まず大切なことが

『自分軸を決めること』

自分軸とは広い意味では
『在り方』になります。

今回は分かりやすく
4つのステップで在り方を明確にします。

『在り方』は最重要概念なので
詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

ステップ1 嫌なことを書きだす

まず分かりやすく嫌なことを書き出してください。

例えば、テレビマン時代の俺なら
こんな嫌なことを書き出します。

  • 会社に行きたくない
  • 満員電車に乗りたくない
  • 長時間労働はしたくない
  • もっと休みが欲しい
  • 上からの命令に振り回されたくない

こんな感じ。ここは人によって様々なので
出来るだけ本音で考えてください。

100個くらい書き出してもOKです!笑

ステップ2 理想の生き方を書きだす

次に理想の生き方を考えます。

極端に大きな理想を書いてもOKですが
最低限、これくらいは達成したい!という
理想の方が具体的に考えられます。

以前の俺ならこんなことを書きます。

  • 家でできる仕事がしたい
  • 自分のペースで働きたい
  • ストレスがほとんどない生活をしたい
  • 今よりも収入を増やしたい
  • 好きな人とだけ付き合いたい

こんな感じに書き出してみます。

いきなり全てを変えなくても
徐々に変わればOKというスタンスで大丈夫です。

ステップ3 理想の生き方をしている人を見つける

先ほど書き出した理想の生き方を
すでに実現している人を見つけます。

例えば、

『家でできる仕事を自分のペースでしたい』

という理想を書いた場合、
あなたが思う理想的な働き方をしている人を
見つけてみてください。

ポイントは

あーこの人の生き方っていいな。
こうした生き方ができればいいな。

こんなことを感じられる人を探します。

ステップ4 理想の人をスキル分析

ここまで進んだ方は、
あなたが今、嫌だと思っていることが分かり
あなたが今、なりたい理想の生活が分かり
その理想の生活をしている人が分かっています。

そこで先ほど見つけた
理想の人とあなたの違いを
スキルベースで考えてみます。

大切なことは
その人が持っているスキルは何か?

ここだけで考えてることです。

なぜスキルだけで考えるのか?

それは普通に比較すると
私はここも、ここも劣っている。
みたいな感じになることがあるからです。

その結果、私には
あの人みたいにはなれない。

こうした結論になることがあるためです。

なので、その人が実際に持っているスキルは何か?

この一点で考えることをオススメします。

例えば、先ほど名前を出した
ひろゆきさんが持っているスキルは

プログラミングスキル

です。

プログラミングスキルがあれば
先ほど書き出した

  • 家でできる仕事がしたい
  • 自分のペースで働きたい
  • ストレスがほとんどない生活をしたい
  • 今よりも収入を増やしたい

こうしたことは達成できる可能性があります。

なのでスキルベースで考え
もし自分にないスキルであれば
そのスキルを身につけて見ることが
人生を変えるキッカケになります。

基本的に人生の選択肢がない時、
八方塞がりに感じる時は
新しいスキルがあれば
新たな選択肢が生まれることが多いです。

まとめると、

今はコロナの影響でとても女性性の強い時代になった。
こうした時に必要なのは男性性と女性性のバランスを取ること。
バランスを取る時に必要なことは論理を重視する。
最後に紹介した4つのステップを実践してみる。

2022年は今は想像できないことが起こる可能性がありますが、
時代が今よりも悪くなることはないので、
きちんと準備をすれば素晴らしい一年になると感じています。

それでは!

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