人生はメンタルが9割 心の穴研究家 内山和久のブログ

自分軸が分からない時にこの記事を読んで欲しい【五郎丸さんから自分軸】

心の穴コーチング

こんにちは、内山です。

今回は、

自分軸が分からない時にこの記事を読んで欲しい

というテーマで書きます。

元ラグビー日本代表の五郎丸さんをご存知ですか?

五郎丸さんといえば
日本ラグビーを盛り上げた立役者。

当時、世界最強と言われていた
南アフリカに勝利した試合は
多くの感動を生みました。

そんな五郎丸さんが
35才で現役を引退され、
第二の人生がスタートしました。

五郎丸さんの第二の人生とは何か?

それはラグビー運営のプロとして
生きること。

五郎丸さんはインタビューで

『これからの人生は運営サイドの人間として
プロを目指すことにしました』

『これは前例がないチャレンジで
ラグビー界にしっかりと貢献していきたい』

このように話されていました。

第二の人生を歩むことに対して
インタビュアーからこんな質問がありました。

「今までと全く違うチャレンジをすることは
失敗するかもしれないじゃないですか?」

「失敗は怖くないですか?」

そう聞かれた五郎丸さんはこのように答えました。

「私は自分の意思がそこにあれば、失敗だと思いません」

「仕事でも何でもやらされたときの失敗は
基本的にやらせた人のせいにします」

「だけど、自らから一歩踏み出した失敗は
自分でアクションを起こしているから
絶対次に生きてくると思うんですよ。」

「だけど、やらされたと思うことは言い訳できるし、
次につながらないわけですよ」

「だから自分は、次の道だとか何か選択するときには、
自分の意思だけで決めます。

五郎丸さんの回答は、
今回のテーマである「自分軸」だと思います。

五郎丸さんが言われる通り

他人にやらされたことは
失敗しても他人の責任にしてしまいます。

これは仕事にしてもそうだし
人生全般に言えること。

だけど、自分軸で決めたことは
自分でアクションしたことだから
必ず次に繋がるし、成長することができます。

『他人軸ではなく自分軸で決める

だから言い訳もしないし、
失敗だとも思わないから、次に繋がる。

そして成長できる。

これが日本ラグビーの歴史を変えた
キャプテンの生きる指針です。

コーチングで変わったラグビー日本代表

実はラグビー日本代表については
以前から企業研修で話題にしてきました。

五郎丸さん以前のラグビー日本代表は
W杯28年間でたった1勝しかしてない
まさしく弱小チームでした。

28年間でたった1勝ってヤバくないですか?笑

そこからエディージョーンズという
ヘッドコーチが就任し
日本ラグビーが一気に変わっていきます。

エディージョーンズが
チームメンバーに掲げたゴールは

「俺たちが日本ラグビー界の歴史を変える!」

ということ。

そうして望んだのが2015年の
ラグビーW杯でした。

エディーがやったことは
とても斬新で

日本代表のタックルが弱いと判断すれば

総合格闘技の選手を呼んで
格闘技流のタックルに変えてみたり

メンタルが弱いと思えば、

精神力の底上げに
コーチングを導入しました。

その結果、当時、世界最強と言われてた
南アフリカに勝利し世界を驚かせたわけです。

もちろん、そこには
血の滲むような努力があったことは
間違いありません。

そして、日本代表チームも

自分たちが日本ラグビーの歴史を変える」

という自分軸があったことも
忘れてはならないと思います。

七放世代とは?

五郎丸さんのインタビューで
最も大切だと感じたのは

『自分軸で生きる』

というキーワード。

昔から

「他人軸ではなく自分軸で生きろ!」

と言われてきましたが、
「自分軸」で生きることは
思っている以上に難易度が高いと思います。

なぜなら、義務教育自体が
自分軸を持つことを認めていないし

特に今の時代は求められることが
多すぎるからです。

お隣の国、韓国では

恋愛、結婚、出産を諦めた世代のことを
三放世代と呼び、

さらにコロナの影響で
就職やマイホーム、人間関係や夢まで諦めた
七放世代と呼ばれる人たちが
人口の36%に達しています。

人口の36%もの人たちが

恋愛、結婚、出産、就職、マイホーム、人間関係
そして夢まで諦めているのは驚きの数字です。

しかし、日本も韓国までではないにしても
この数字が上がっていると感じます。

二極化の時代と言われるようになって
10年以上経ちますが、

今の二極化は

『自分軸があるか?ないか?』

ではないか?と感じています。

なぜなら、恋愛、結婚、出産、就職、
マイホーム、人間関係、夢まで諦める。

これは自分軸の人生とは言えないと
思うからです。

例えば、コーチングの『ゴール』も
『自分軸』から設定するものです。

しかし、他人軸で生きていると

世間で評価されている人生を求めたり
他人のゴールを設定することになります。

これが七放世代に共通していると感じるのは
俺だけではないはずです。

『自分軸で生きる人』と
『他人軸で生きる人』の違い

例えば、イチロー選手は
最初に野球を始めたのは親の影響でした。

お父さんから半ば強引に野球を勧められたことは
結構、有名な話です。

つまり、イチロー選手でさえ
最初は「他人軸」からスタートしているわけです。

これはイチロー選手だけではなく
すべての人は親という「他人軸」からスタートします。

なぜなら親は子にとって
最大の環境だからです。

俺自身、最初に就職したのは
JR西日本という安定した会社でしたが、

これも子どもの頃から両親に

「安定した会社に就職しろ!」

と言われ続けたことが影響しています。

電車に興味があればよかったのですが
残念ながら全く興味がありません。

だから、電車を好きになろう!とした時期もありますが
やはり興味が持てませんでした。

興味がないから、やる気もなく
ただ出勤しているだけ。

仕事で失敗して上司から怒られると

結局、やらされ仕事だから
その都度、上司の責任にしていました。

まさしく五郎丸さんが言われる通り
自分の行動に言い訳をする状態です(苦笑)

つまり自分軸の人生ではなかったわけです。

先ほど、イチロー選手でさえ
最初は親の人生を生きていたと言いましたが、
人は第二の人生からが本番です。

秀逸なタイトルだと思う本に

「まずは親を超えなさい」

という著書がありますが、

これは親の年収を抜きなさい!とか
親よりいい生活をしなさい!
という勝ち負けの本ではありません。

どちらかといえば、

『親の人生から自分軸の人生で生きなさい!』

といった、本質に根ざした内容だと思います。

「自分軸の人生」とは、
お役目、使命、天命、色々な言い方がありますが、

「私はこれをするために生まれてきた」

と思える人生のこと。

Hole理論では

『本来あるべきエピソード2の人生』

と呼んでいます。

エピソード1の人生は
親の影響を受けた他人軸の人生。

これは誰しも通る道です。

時代が時代であれば
奴隷の子どもは一生奴隷という
とんでもない時代もありました。

エピソード2の人生は
本来あるべき自分軸の人生。

価値観や信念を大切に
自らの『あり方』を明確にして生きています。

この世界では勝ち負けは存在せず
他人との比較も存在しません。

自分の能力を開花させ、磨き、
これだと思える活動をしていきます。

自分軸で生きているから
自分で次々とアクションを起こして
どんどん成長していきます。

次の記事でこの続きを書きます。

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