人生はメンタルが9割 心の穴研究家 内山和久のブログ

韓国『七放世代』からみる自分軸で生きるということ【幸福な人生の3点セット】

心の穴コーチング

こんにちは、内山です。

今回のテーマは

自分軸で生きる

です。

韓国では『七放世代』と呼ばれる人たちが増えて
社会問題になっていることをご存じでしょうか?

七放世代とは、

恋愛、結婚、出産、就職、マイホーム、人間関係、夢

この7つを諦めた世代のこと。

日本でも韓国までではないにしても
七放世代の人たちが増えてきています。

俺が大切だと思うことは

恋愛、結婚、出産、就職、マイホーム、人間関係、夢

この7つを完全に心から諦めた人は
ほとんどいないんじゃないか?ということ。

なぜなら、この7つを手放すということは
幸福な人生を諦めたということだからです。

特に『人間関係』と『夢』を諦めると

『楽しい、充実感、達成感』の幸福3点セット

がない人生になります。

七放世代が手放したとされる

恋愛、結婚、出産、就職、マイホーム

この4つ関しては、正直
人生の幸福度にはあまり関係がありません。

しかし、

人間関係、夢

この2つがない人生は
間違いなく人生の幸福度を下げます。

まず『夢』がないということは
やりたいことがないということ。

楽しい、充実感、達成感が幸福度3点セット

楽しい、充実感、達成感、この3つがないと
結構、辛い人生になると思います。

例えば

いつ楽しいと感じました?

いつ充実感を感じましたか?

いつ達成感を感じました?

→この3つがない状態で、
幸福度の高い人生は実現しないと思います。

なぜ七放世代が『夢』を諦めないといけないのか?

その背景には『構造的な問題』があると思います。

韓国はいきすぎた資本主義といわれ
超高学歴の人しかいい会社に就職できない。

それ以外の人たちは
大学を出ても就職もできない。

その結果、『88万ウォン世代』と呼ばれる人たちが急増し
日本円で月収が8万4000円しかない
そんな人たちが増えているそうです。

その結果、いつも忙しく、余裕がない
そしてお金もないから、色々なことを諦めなければいけない。

これって完全に政治の問題だと思うんです。

だって、誰も好き好んで

恋愛、結婚、出産、就職、マイホーム、人間関係、夢

を諦めたりしないじゃないですか?

さらに、根が深いと感じるのは、

本当は出産して子育てしたいけど
お金がないから無理だと諦めている人がいたとすれば
それはぜひ応援したい。

世の中では「結婚や出産が女性の幸せ」という人もいますが
それは人によって様々だから正しいとは思えない。

一生、独身で幸せな人もいるし
子どもがいない人も
幸せな人は沢山いるからです。

しかし、問題なのは

大学まで卒業しても就職先がなかったり
就職できても月収8万4000円しか貰えないのは
構造的な問題。

そしてお金がないから、
恋愛、結婚、出産、恋愛、夢まで諦めてしまう。

これはかなり根が深い問題です。

そして、こうした「構造の問題」は
日本にも沢山あります。

例えば、俺は保育園を運営していますが
保育士さんのお給仕はめちゃくちゃ低いです。

もちろん、俺がぼったくっているわけではなく
構造的な問題で高いお給料を払えないんですね。

そもそも、国からの補助がなければ
経営できないくらいのレベルです。

だけど、社会的な意味がある仕事だと思うので
続けています。

先日、大阪の実家に帰りましたが
関西では維新の会がすごい支持を集めています。

維新がすごいと思うのは
教育をすべて無料化にしていること。

私立高校や大学まですべて無料です。

韓国の七放世代のように
お金がないから『教育』が受けられないというのは
最大の損失だと思います。

俺も教育が最も大切だと思っているので
教育会社や保育園を運営しているわけですが、

今回、紹介した七放世代の人たちは
こうした構造的な問題の犠牲者だと思います。

構造的な問題とは、
頑張っているのに報われない環境のこと。

例えば、俺は出版社もしていますが
出版業界も多くの構造的な問題を抱えています。

例えば、月刊雑誌はフルカラーなのに
数百円で買うことができます。

これは普通で考えればあり得ないこと。

なぜなら、原価以下で販売されているからです。

なぜ、原価以下で販売できるのか?

それは広告費を企業からいただいているからです。

だけど、今はその広告もつかないため
出せば出すほど赤字が膨らむ。

そんな現象が起こっています。

また、多くのビジネス書や自己啓発本は
ゴーストライターと呼ばれる人たちが書いています。

ゴーストライターという職業は
高いスキルとスピードを求められますが
年収600万円を超えるライターさんに
出会ったことがありません。

しかも、出版業界全体が不況のため
さらにその収入も下がってきています。

だから、こうした環境でいくら頑張っても
報われません。

もし、あなたの現状に構造的な問題があると

頑張っているはずなのに
一向に生活がよくならない。

なんだか、ずっと忙しい。

なんでこんな大変なことばかり起こるんだろう?

こうしたことを感じることになります。

また、その会社の先輩やその業界のトップの人を見て
憧れる部分がなければ続けない方がいいと思います。

なぜなら、それは構造的な問題がある可能性が高いからです。

だから、自分で生きる時に大切なことは
まず構造的な問題の外に出るということ。

なぜなら、構造的な問題があると
どれだけ頑張っても報われないし
達成感や充実感も感じなくなってしまうからです。

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