感情の受け取り方【3つのパータン徹底解説、インタビュー動画付き】
こんにちは、内山です。
今日のテーマは
『感情の受け取り方』 3つのパータン徹底解説
です。
もしかしたら、あなたは、
こんな悩みを持ったことはありませんか?
- 人の感情をうまく受け取れない。
- 自分の感情がよく分からない
- 感情をコントロールするのが難しい
- 人の感情に振り回される
- 職場にイライラしている人がいると強いストレスを感じる
例えば、いつも厳しい上司から
『〇〇、本当によく頑張ってくれたな!
とても感謝しているよ!ありがとう!』
もし、こう言われたとしたら、どう感じますか?
素直に喜べる人もいれば
「本当なの?」と疑う人もいるでしょう。
私は以前、テレビディレクターとして働いていたのですが
ポジティブな感情を
キチンと受け取ることができませんでした。
「なんか裏があるんじゃない?」
とか
「また仕事を無茶振りされるかも?」
こんな風に感じていました(苦笑)
まず各タイプによって
特徴的な違いがあるので
説明していきます。
各タイプ、感情の受け取り方
私は2011年からコーチとして活動する中で
人には「心の穴」がある、
ということに気づきました。
心の穴とは、
生きずらさや悩みを引き寄せる
根本原因のこと。
例えば、
- 何年も孤独を感じている。
- いつもパートナーシップが上手くいかない。
- いきなり話しかけられると頭が真っ白になる。
- 人と一緒にいるとグッタリと疲れてしまう。
何年も同じ悩みを感じているのに
その悩みを上手く解消できない場合、
それは『心の穴』が関係している
可能性があります。
あなたのタイプはこちらから
すぐに分かります。
『ビックリするくらい当たっている』
という声もよくいただくので
もしよければどうぞ。
「心の穴」タイプ診断 をされるかたはこちら
ヒツジタイプの感情の受け取り方
まず、ヒツジタイプの人からいきましょう!
ヒツジタイプの人が
尊敬する上司から褒められた場合、
素直に嬉しいと思います。
『やったーーー!!』
『やってきたことが認められた』
『とても嬉しい!』
その日は、
何度も上司の言葉を思い出し
うふふ・・・という感じで過ごすでしょう(笑)
しかし、その反面、
褒められたからこそ
上司の期待は絶対に裏切れない!
と今まで以上に頑張ることがあります。
なぜなら、ヒツジタイプの人は、
『他人評価が自分の存在価値』
になっていることが多いです。
人によっては
他人評価が生きる意味
になっていて
他人の評価を下げないように
真面目に働く傾向があります。
つまり、
上司の評価が下がることは
自分の存在価値が下がること。
こうした方程式が
成り立っていることがあります。
もしですよ?
自分の評価は他人が決める。
になっていたら
どんなことが起こると思いますか?
コーチングには
『エフィカシー』という概念があります。
エフィカシーとは
自己能力の自己評価のこと。
もし、自己を評価するのが
上司になっていたら・・・
もしくは自分以外の他人になっていたら・・・
どれだけアファメーションを頑張っても
エフィカシーは上がりにくいと思いませんか?
ヒツジタイプの人が陥りやすいのは、
上司の顔色を伺い無理して頑張ること。
こうした世界観で生きることがあります。
ヒツジタイプの特徴的な人は
半沢直樹に出てくる大和田常務です。
ドラマのキャラクターなので
かなりデフォルメされていますが、
大和田常務の価値観、
そして最も大切にしている信念は、
直属の上司である中野渡頭取の
期待に応えること。
それが、
「施されたら、施し返す」
という大和田常務の信念になっています。
ヒツジタイプの信念は、
相手の期待に応える。
期待を裏切らない。
自分に対する評価を下げない。
こうしたことを大切にしています。
これは会社員として
素晴らしい人財であることは
間違いありません。
それではなぜ、
主人公の半沢直樹と対立するのか?
それは、大和田常務が
人生で最も大切にしている『恩』を
半沢が受け取らないからです。
たとえ『恩』を受けたとしても
半沢はその『恩』を忠実に返しません。
半沢は恩ではなく
自分の意思で判断し
勝手に行動します。
これはヒツジタイプの
大和田常務にとっては
あり得ないこと。
大和田常務は組織を一番に考え
会社に不利益なことは
徹底的に排除しようと考えます。
一見、自分勝手に思える
大和田常務の行動は
実は組織第一主義の考え方です。
しかし、半沢は組織よりも
自分の信念を大切にする。
その結果、勝手に行動をするわけです。
こうした背景から大和田常務は
半沢のことを会社に迷惑をかける
反乱分子としてみています。
『恩』を第一に考える大和田常務と
『恩』を二の次にする半沢直樹。
この2人が対立するのは
ごく自然のこと(笑)
狼タイプの感情の受取方
続いて、『狼タイプ』の人です。
半沢直樹は狼タイプに当たる人で
最も大切にしている信念は、
自分の信念を貫くことです。
しかし、狼タイプの人が
少しズレているのは、
自分の信念を貫いた結果、
それが誰かに迷惑をかけたとしても
全く気にしない所です。
例えば、半沢の名言である
「やられたらやり返す!10倍返しだ!」
というのは、単純にやりすぎです(苦笑)
簡単にいえば1発殴られたら
10発殴り返すということじゃないですか?笑
ヒツジタイプの人は
自分のことより組織を大切にしますが、
狼タイプの人は、
組織よりも自分を大切にします。
自分第一主義。
これが狼タイプの特徴です。
勝手に判断し、
単独でドンドン行動します。
狼タイプの人は
自分の存在価値は自分で創るもの
と思っています。
なので、自分だけの価値観や信念を重視し
他人の意見にあまり耳を貸しません。
半沢以外に狼タイプの特徴が分かりやすい人は
YouTuberのヒカルさんです。
狼タイプの人は
人と異なることが自分の価値になっているため
奇抜なファッションをしたり
人がやらないことを積極的に行います。
ヒカルさんの場合であれば
祭りクジの闇暴きます!
といった普通の人がしない企画を
ガンガン実行します。
昔、YouTubeで話題になった
「〇〇をやってみた!」企画。
例えば、
メントスコーラ
店の物全部買ってみた
超巨大アルミホイル球作ってみた
という企画は、
勝手に行動する狼タイプの発想です(苦笑)
なぜなら、狼タイプの人は
人といかに違うか?が
自分の存在価値のため
人がやらない企画を
ドンドン出すことができます。
実際、トップYouTuberになる人は
狼タイプの人が最も多いです。
それに対してヒツジタイプの人は
他人評価が自分の存在価値のため
「〇〇やってみた!」
というような、
人がやらない企画に対しては
怖いと感じる傾向があります。
どちらかといえば、
すでに結果が出ていることを
改善、改良してさらによくしよう!
という姿勢で取り組みます。
これは日本で最も大きな会社
トヨタ自動車のやり方と本質的に同じです。
サメタイプの感情の受取り方
最後に「サメタイプ」の人を紹介します。
今回の内容に相応しい
メールを頂いたので紹介します。
これは先日、メルマガで紹介した
素晴らしい龍の絵を描いてくれた
Kさんからのメールです。
内山さん
いつもありがとうございます!
この度のメルマガで、
絵のことで取り上げられていたので
正直嬉しかったですし、
驚きでもありました。
ありがとうございます!
こういう時は、感情を思いきり出して
喜んでいいはずですが、
寂しいことに余計冷静になってしまい、
あえて感情にフタをしているな、
ということを感じました。
思えば、これまでも
同じようなことが結構たくさんありました!
子供の頃から、こういう時は、
「調子にのってる」とか「良い気になってる」
「これで満足するな」「次またもっと頑張れ」など、
言われ続けてきたことが思い出されます。
こういうことも影響してるのか、
それとも、まったく別な問題なのか?
などと考えもします。
こういう時は、次は上手くいかない、、、
というパターンがかなりあり、
勝手にバランスを取ってしまっている感じです。
コーチング的に言えば
コンフォートゾーンに収まるとか
エフィカシーが低いと、
言って良いのかもしれません。
自分の感情なのにおかしいです。
もっとすごく喜びたい気持ちを感じつつ、
「抑え込んでる感」
があります。
これはサメタイプあるあるだったりするのでしょうか?
と、ちょっと思ったので、
取り上げていただいたお礼かたがた返信させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
Kさんメールありがとうございます。
質問をいただいた
すごく喜びたい気持ちを感じつつ、
抑え込んでる感じあるのはなぜか?
これはサメタイプあるあるですか?
という内容についてですが、
Kさんが仰る通り
まさしくサメタイプの人の特徴です。
例えば、尊敬する上司から
『〇〇よくやってくた!』
『本当にありがとう!』
と言われた時、
サメタイプの人は
「とても嬉しい!」
と喜びます。
しかし、その直後、
いや、何か裏があるかもしれないぞ!
本当にそう思っているの?
と不安になります。
人のポジティブな感情を
素直に受け取れない。
これがサメタイプの特徴です。
今回メールを頂いたKさんは
本当は嬉しいはずなのに
素直に喜べない、という感じています。
Kさんのメッセージには・・・
本当は嬉しいし、喜びたいのに、
寂しいことに余計冷静になってしまう。
あえて感情にフタをしているな、
と感じています。
自分の感情なのにおかしい。
と書かれています。
なぜ、嬉しいし、喜びたいのに
その感情を抑え込んでしまのか?
これは「心の穴」の影響で
『人のよい感情を受け取れない』
という強烈な力が働いているからです。
よい感情とは、
感謝、好意、愛、幸せ、
誇り、安心、希望。
こうしたポジティブな感情を
サメタイプの人は素直に受け取れません。
しかし、悪い感情、
怒り、イライラ、悲しみ、恥、
罪、不安、恐怖
といった感情に対しては
「心の穴」が増幅装置となり
何倍にも感じさせて苦しむことになります。
サメタイプの人が
過酷な人生になる大きな要因の1つは、
よい感情は受け取れないのに
悪い感情は人の何倍も受け取ってしまう。
です。
こうした背景からサメタイプの人は
人の怒りやイライラにとても敏感です。
例えば、
職場で誰か怒っている人がいた時、
それが気になって仕方がありません。
心臓がバクバクし、
その場から逃げ出したくなることも
あるでしょう。
仕事に集中することができず、
強いストレスがかかってしまいます。
これは想像以上に辛い体験で、
人によっては
自分が怒られているわけでもないのに
怒られている人以上に
精神的ダメージがある場合もあります。
これが「心の穴」の影響。
どれだけ「心の穴」が強力なのか?
それは例え認識できたとしても
変えるのが非常に難しいこと。
例えば、自分が怒られているわけではない。
これは普通に認識できていること。
だから、本来であれば
それほど怖がる必要はありません。
しかし、サメタイプの人は
頭で分かっていても
恐怖を振り払うことができないのです。
これは心の穴を埋めることでしか
解消することができません。
サメタイプの人に聞いてみた。
今日は「心の穴」が
どのように埋まっていくのか?
その内容をクライアントの青木さんに
インタビューしてみました。
青木さんは10年間
引きこもりをしていた状態から
社会復帰され
現在は毎日、楽しい人生になったと言います。
昔は人が怖くて孤独だった。
だけど今は、沢山の人と繋がって
人と役に立ちたい!
と語っています。
彼女の変化をインタビューしたので
興味がある方はぜひ聞いてみてください。
人生が変わる時って
こんな感じなんだ!と
思って貰えると思います。
青木さんの変化はこちら!
それでは!