新章Vol.18 起業する場所
こんにちは、内山です。
まず本題の前に1つお知らせがあります。
前回、公開したスクール詳細動画は
すでに観てもらいましたか?
https://vimeo.com/490337949/8bd2e52040
すでに多くの人から申し込みを頂いています。
個別説明会のスケジュールが
かなり埋まってきているため
早めの対応をオススメしています。
また質問も沢山頂いていますが、
色んな案件が重なっていて
事務局の返信がいつもより遅くなっています。
よく頂く質問は、受講料に関するものですが、
個別に対応しているので、
下記のメールから質問してください。
あと受講料に関しては12回の分割払いまで対応しています。
スクールに関しての質問はこちらまで。
info@c-efficacy.com
48時間以内に返信させて頂きます。
さて、今回の本題です。
テーマは
『起業する場所』
です。
俺は2011年に非常に大切なことに気づきました。
2011年と言えばご存知の通り、
東日本大震災が起こった年。
めちゃくちゃ不安が大きい中で
起業したことを今でも覚えています。
当時はテレビディレクターをしていたので
実際に津波の恐ろしいも編集していました。
津波がドンドン押し寄せてくる映像とか
本当にヤバかった。
津波が迫ってくる中、
走って逃げている人とか
「頑張れ!早く逃げてー!」
と強く叫びながら編集してました。
もうね。OAできない映像とか沢山ありました。
トラウマになっているカメラマンも
沢山いましたねー><
俺はこの2011年がテレビ業界が衰退していく
年になったと思っているのですが、
それはめちゃくちゃ情報操作があったからです。
情報操作については、
おそらく政治的なナニカ別の力があったと思いますが、
本当に酷かったんですね。
そんな状況の中、
俺が最初に作った会社は
映像制作の会社でした。
今回の話は俺が起業して
はじめて気づいためちゃくちゃ大事な話をします。
特にこれから起業を考えている方の
お役に立てると思います。
この新章シリーズでは
起業には必ずスキルが必要になるとお伝えしました。
俺の場合は、
番組制作に関するスキルを使って起業したわけです。
起業して分かったことは
『起業する場所』
について。
どこで起業をするのか?が
ある意味、一生を左右します。
まずお金の話からすると、
俺がはじめてお金を稼いだのは
ロイヤルホストの皿洗いでした。
確か高校1年生の時。
アルバイトの時は
『お金=時間』です。
1時間働けば1000円貰えるという
実にシンプルな構造。
俺が高校の時は、
確か時給595円とかめちゃくちゃ安かった。
俺の記憶違いの可能性もありますが、
とにかく10万円稼ぐのはめちゃくちゃ大変でした。
ここで覚えていて欲しいことは
構造的に『お金=時間』ということ。
これは俺がJR西日本に就職した後も同じで
1日8時間、月22日働くと
基本給として25万円貰えるという構造です。
もしあなたがどこかの会社に所属されている場合、
基本給、時間外手当、役職手当などが
付いていると思います。
それらは基本的に時給計算がベースにあり、
残業代などは全て時給計算になっているはずです。
そこからテレビ業界に転職すると
今度は、『求められる商品価値=お金』
になりました。
1つの番組があって、
その番組を完成させるとお金が貰える。
そこには求められる商品価値があり
その基準に達するまでお金が入ってきません。
だから時給計算とか関係なく
労働時間だけでひらすら伸びていきます。
その求められる価値には
情報操作が必要なことや
ヤラセなどもありました。
そんな仕事は「やりたくない!」と反発したら
上司から「業務命令だ!」と言われるわけですね(苦笑)
つまり、ヤラセをしない限り、
求められる商品価値に達しないので
永遠にお金が貰えないわけです。
給料を貰ってるんだから、
どんなことでも会社の言うことを聞け!
そういう理論です。
俺はこれが本当に嫌で嫌で、
落ち込んでいたのですが、
そんな時に出会ったのがコーチングでした。
それが2011年の出来事で
コーチングに出会った半年後に起業しました。
しかし、そんな制度が嫌で起業したつもりでしたが、
実は起業後もこの制度から脱出できていませんでした。
これが今日、お伝えしたい「場所」の話です。
起業した後、確かに収入は何倍にも増えました。
しかし、そのお金はどこから来るのか?と言えば、
どこかの『会社』です。
1つの番組を作ると500万円という感じで
制作費を貰えるわけですが、
そのお金はどこかの会社から貰えるわけですね。
例えば、電通や博報堂のような代理店など。
で、その会社が言ってくることは、
サラリーマン時代と同じく、
もっとこうしろ!ここはこうだ!
という感じで無茶振りをしてきます(苦笑)
サラリーマン時代は、
直属の上司がああしろ!こうしろ!と言ってきましたが、
起業した後は、
取引先の会社が、ああしろ!こうしろ!と言ってくるわけです。
つまり、サラリーマンの時も
起業をして社長になった後も
誰かに無茶振りされる構図自体は変わっていなかったわけです。
無茶振りされるのが、
直属の上司か、取引先の会社か、
に変わっただけ。
この構図に気づいた時、俺は愕然としました。
全く変わってないじゃん!と
落ち込んだわけです。
もちろん、決まった時間に出社する必要はないし
嫌な上司に会う必要はありませんが、
今までと同じ世界が待ち受けていたことに
非常に強いショックを受けました。
この話を横展開すると・・・
このメルマガを読んでくれている人の中には
これからフリーランスを目指す人がいるかもしれません。
今ではフリーランスという言葉が
当たり前のように使われるようになりましたが、
フリーランスとは、聞こえがいいですが、
基本的に以前の俺と同じ苦しみを味わうことになります。
なぜなら、フリーランスの人たちは、
大抵、ランサーズのような案件紹介サイトに
集まっています。
webデザイナー、ライター、プログラマー
イラストレーターなど。
確かにフリーなのかもしれませんが、
誰かにお給料を頂くという構図は
サラリーマンやアルバイトと全く同じです。
クライアントがいて、その人からお金を貰うわけですね。
ここで大切なことは、お給料を頂く時点で、
どうしても立場が弱くなるということ。
スポンサーの意向に従わなくてはいけないわけです。
つまり、上下関係が発生するわけですね。
これは以前のメルマガでご紹介した
ピラミッド構造の仕組みと同じ。
ピラミッドの中にいる人ほど
今の時代は疲弊します。
詳しくはこちら!
Vol.4 時代は△から◯へ移行した
https://bit.ly/3qT0tWB
今回のメルマガでお伝えしたいことは、
同じ「起業」を考えるのであれば、
『上下関係の中での起業を避けるべき!」
ということ。
どこで起業をするのか?という場所の話です。
上下関係のピラミッドの世界で起業をすると
ただの下請け会社になる可能性が高いです。
それは以前の俺が起業した時と同じで
クライアントの会社の無茶振りを
聞き続けなければいけません。
今の日本は、
下請け会社が惨たんたる状態になっているのは
ご存知の通り。
だから、起業を考えるのであれば、
独自に世界を目指すのがオススメです。
これは、PayPalの創業者ピーターティールが
「競争をするな!」
「競争をした時点で負け犬だ!」
と言っていますが、まさしくその通り。
ピラミッドの中にいると
どうしても競争に巻き込まれます。
これはコーチとして起業する時も同じ。
これまで何度も言ってきた通り、
コーチ資格を売りにすれば
同じコーチ資格を持つ者同士で競争になります。
何百人、何千人もいるコーチの群れに入れば
どんないい木だってただの木になってしまいます。
だから、さらに沢山の資格を取ったり、
マスターコーチと言った肩書きで差別化しなければ
いけなくなる。
この一連の流れが疲弊を生み出す原因になります。
だから、目指すべき方向は競争しないこと。
そのために必要なことが
あなたの「あり方」です。
俺はずっとコーチとはあり方が大切!
と言い続けてきました。
今回のテーマである「起業の場所」とは、
あなたを起点にしたあなたオリジナルの場所を創る
ということ。
この話はまた長くなるので、
次回のメルマガで続きをお伝えします。
お楽しみに!
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どちらもお楽しみに!