新章Vol.22 魔法のような力
こんにちは、内山です。
このシリーズは、ゼロからコーチ起業までの道のりを書いています。
今回のテーマは
『魔法のような力』
です。
これはうちの妻の話なのですが、
昨年末、妻の右耳の下に
ニキビのようなデキモノが2つができました。
最初は、
「ニキビか珍しいな〜」
と思っていたら、
翌日にはリンパが腫れて、
右耳が痛くなってきました。
朝起きると、顔の形が変わるくらい
パンパンに腫れていて
痺れたような痛みが出ていました。
最初は「ニキビ」だと思っていたのに
気がつけば腫れと痛みが広がっている。
原因不明な痛みと、
パンパンに腫れた顔を観ると
少し怖くなってきました。
妻から一体何だろう?と聞かれたのですが、
俺は医者ではないので分りません。
まず病院に行こう!と思ったのですが、
何科に行けばいいのかも分りません。
まず最初に症状として出たのがニキビで、
次にリンパが腫れ、耳まで痛い。
なので、どこの病院なのかも分りませんでした。
妻は、
とにかく耳が痛い!ということで、
まず近くの耳鼻科に行くことにしました。
診察室に入って先生に症状を説明すると、
大きな虫眼鏡のようなレンズを持ち出し
色々、診察してこう言いました。
「ニキビの部分に虫刺されのような痕があります」
「虫刺されの薬を出すので様子を見てください」
そう言われたそうなんですね。
「虫刺され?」
何だかおかしいな?
と思いましたが、
とりあえず言われた薬を塗ってみました。
しかし、2日経っても全く症状がよくなりません。
しかも前よりも痛みが広がり
さらにジンジンとした痛みが強くなっています。
これはやっぱりおかしい!ということで、
今度は近くの内科に行くことにしました。
診察室に入ると70代のベテラン先生が
妻のニキビを一眼観てこう言いました。
「ん?これは帯状疱疹だね」
と。
妻は、
「え?帯状疱疹?」と
少々、面食らったそうです。
先生によると帯状疱疹とは、水疱瘡のウイルスが原因で
身体が弱った時に出てくる病気とのこと。
その症状は、
神経を伝ってピリピリとした強い痛みを発生させます。
治療方法は薬を飲んでゆっくりすること。
先生によると神経を傷つけるので
かなりの痛みを伴うとのことでした。
処方して貰った薬を飲むと
今度はすぐに効果が出て
みるみるよくなっていきました。
俺も原因が分からなかったので、
少し心配していましたが、
帯状疱疹と分かりホッと一安心です。
同じ病気を診察しても
1人は「虫刺され」と診断し
もう1人は「帯状疱疹」と診断しました。
つまり、結果として帯状疱疹に
虫刺されの薬を必死に塗っていたわけですね(苦笑)
そりゃー効かねーわ(笑)
なぜこんなことが起こったのか?
気になって知人の医者に聞いてみました。
すると・・・
知人曰く、実は病院にはランクがあって、
耳鼻科や皮膚科や眼科、歯科といった
直接、命の危険とは関係のない病院は
病院としてのランクが低く、
比較的簡単に開業できる。
それに対して脳外科、腫瘍内科といった
直接、人の生き死にに関係している病院ほど
ランクが高く、大抵、大学病院のような
権威のある病院になるそうです。
もちろん、これは先生次第なので
全ての病院に当てはまりません。
今回の話の教訓を1つお伝えすると
もし内山さんが原因不明の症状が出て
どこの病院に行けばいいか分からない場合、
内科や総合内科といった
『総合内科専門医』のような病院に行かれることをオススメします。
そうすることで、最初の診断が間違うということはなく
正しい治療を早く受けることができます。
ここで大切なポイントは、
「最初の診断をいかに正しくされるか?」
です。
帯状疱疹も長くほっておけば
後遺症が出ることもあるらしいので、
いかに早く正しい原因を知るのか?が大切です。
こうした階層があることを知らなかったので
とても勉強になった!と友人にお礼を言って
電話を切りました。
そして電話を切った後、ふと、
『これってコーチ業界も同じだな』
そう思いました。
例えば、コーチングを受ける人には、
「自分に自信が持てなくてツライ』
という人がいます。
自分に自信が持てないから
何をやっていいか分からないし、
なかなか決めることもできずに苦しむ。
こうした悩みを持たれている人がいます。
これは実は、かなり辛い悩みなのですが、
大切なポイントは、
『なぜ自信がないのか?』
それが本人も分からない場合が多いです。
つまり、
「なぜ自信がないんですか?」
と尋ねても
「それがよく分からないんです」
とか
「おそらくこれが原因かも・・・・?」
となるわけですね。
これはうちの妻と本質的に同じで、
なぜ急にニキビのようなデキモノができて
原因不明のリンパの腫れや耳の痛みがあるのか
その理由が分からないのと同じ。
つまり、自分に自信が持てなくて辛い人と、
うちの妻の症状は、
原因が分からないという点で同じです。
そして、もう1つコーチ業界の問題は、
なぜクライアントが
自信が持てないのかを
理解できるコーチがほとんどいないということ。
これはその理由を学ぶ機会がないので
仕方がありません。
構造的な問題ですね。
その結果、
自信がなくてツライ人に、
過去は一切関係ありません!
現状の外のゴールを設定しましょう!
とか、
エフィカシーを上げましょう!
と言っているわけですね(><)
クライアントは
過去は関係ない!と言われても
頭では理解できるけど、
自信がないものはないよ、とか。
エフィカシーを上げてください!
と言われて、はい、分かりました!
とできれば誰も苦労しないよ!
といって終わってしまいます。
これは妻が本当は帯状疱疹なのに
虫刺されの薬を必死に塗っていたのと同じです。
つまり最初の診断が間違っているわけですね。
これって考えたらめちゃくちゃ危険なことだと思いませんか?
実際、帯状疱疹の場合は、神経を侵す病気なので、
3日以上ほど放置しておくと、
後遺症が残る危険性もあるそうです。
帯状疱疹だと知らずに
虫刺されの薬を塗り続けていたら
一生の傷になったかもしれません。
そうした過ちを無くすため、大学病院などでは、
何科で診断すればいいのか分からない患者を
あなたはこの科です!と適切に診断してくれる
「総合内科専門医」がいます。
最初にキチンと診断できれば
その後の治療もスムーズにいきます。
もし、このメルマガを読んでくれている人で
『コーチングを受けたことがあるけど
効果がないまま終わった』
と感じている人がいれば、
それは最初の診断が間違っている可能性が高いです。
そもそもコーチング業界で
正しく診断をするという概念がないので
実際、こうした事故がよく起こっています。
俺が思う新世代のコーチに必要なスキルは、
あなたに適した治療はこれです!と
適切に診断してくれる
「総合内科専門医」のようなスキルです。
「Hole理論」では
全16タイプに分けて診断していますが、
自分に自信が持てないのは人によって様々です。
各タイプについて簡単に説明すると、
ヒツジタイプの人であれば
「人に合わせすぎて自信がなくなる」
狼タイプの人であれば
「人と繋がるのが怖くて自信がなくなる」
ハリネズミタイプの人であれば
「根拠のない自信のなさがある」
サメタイプの人であれば
「決して安心できなくて自信がない」
など。
もちろん、これらは大きな分類なため
一人一人しっかり診ていく必要があります。
俺はほぼ毎日、セッションをしていますが、
よくクライアントから
「なぜ、そんなことまで分かるんですか!」
と驚かれることがあります。
例えば、セッション厨二
あなたは、子ども時代に具体的にこんな経験をされて、
そして成人するまでにこんな経験がありませんか?
とか、
これまでこんな具体的なことで
悩んできませんでしたか?
とか、
社会人になってからは、
こんな問題を抱えませんか?
とお伝えすると
『魔法みたいですね!』
とビックリされます。
これは何も不思議なことではなく、
あなたの耳の痛みは
実は帯状疱疹という病気で、
水疱瘡ウイルスが原因です!
と診断するのと基本的に同じです。
「Hole理論」では
あなたが感じている生きずらさや
恐怖、辛くて厳しい現実は、
実はこの「心の穴」が原因で、
その「心の穴」ができた理由は
これが原因です!
とお伝えしています。
正しく診断ができるからこそ、
埋めるべき「心の穴」が分かり、
対応することができます。
来月からスタートするスクールでは
はじめて「Hole理論」を学べる環境にしました。
特にこれまで苦しんできた人ほど
人の痛みが分かるよいコーチになれます。
まずはあなたが心の穴を埋めて
本来あるべきエピソード2の人生に進む
次はあなたのクライアントに届けてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
追伸:来月2月20日からCEスクールを開催します。
今回は12ヶ月間のプログラムで
確実にコーチとして起業することを目指します。
今年中にコーチ起業をして
人生を書き換えたい人は
この機会をお見逃しなく!
スクールの詳細は下記の動画から。
CEスクール詳細
https://vimeo.com/490337949/8bd2e52040
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説明はこちらからお申し込みください。
無料個別説明会はこちら。
https://bit.ly/2JvBAPA
追伸2・タイプ診断
「Hole理論」の簡易診断はこちらからできます。
(※こちらはあくまでも簡易版です。
本当の診断は内山が直接行っています)
『エピソード2の人生へ進むための』無料タイプ診断 をされるかたはこちら
では!