本来あるべきあなたの人生を

思ってもみなかったスコトーマの話

内山 和久
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こんにちは、内山です。

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以前、俺のクライアントに高田さん(仮名)という人がいました。


高田さんとはじめて出会ったのは
都内の高級ホテルラウンジ。


第一印象はスポーツマンらしい
爽やかなイメージでしたが、
とても緊張していることも伝わってきました。




初回のコーチングでは
緊張される人が多いので
そこまでは気にしなかったのですが、


この後、大きな壁にぶつかることは
まだ知りませんでした。



と、いうのも
いつもならコーチングを進めていくと
緊張が緩み、途中から笑顔になって生きます。


しかし、高田さんの場合、
その緊張が緩むことは決してありませんでした。


特に気になったのは、

時々、笑顔にはなるものの
無理に笑顔を作っている・・・

ということ。



初回のセッションが終わり
2回目、3回目、と続きましたが


コーチングの効果はほとんどありません。


緊張もずっと続いていて
そして「無理な笑顔」も続いていました。



これはおかしい・・・


何かが違う・・・


違和感だけは感じるものの
何が違うのかはわかりません。



そして4回目、5回目、6回目と
コーチングが続きましたが、


結局、高田さんに思った変化はありません。


ずっと緊張されているし
ゴールも分からないまま。



これはもちろん、俺の実力不足が原因ですが
最も気になったことは


なぜ、コーチングの効果がないのか?


この原因が全く分からなかったことです。



原因さえ分かれば、

「あー!あそこで間違った!」

「もう少しこうすればよかった!」

という反省ができ、改善することができます。



しかし、高田さんの場合、
何がダメだったのかが全く分かりません。



つまり、反省さえすることが
できなかったわけです。



これは考えてもない場所に
本質があるに違いない。


きっと俺は見当違いなことをしている。



巨大なスコトーマがある!



そう確信しました。



わけがわからない状態ですが
それと同時に、これはコーチングを進化させる
大きなキッカケになると感じています。



全く例えは違いますが、

未知の病気が蔓延して
目の前で苦しんでいる人がいるのに

全くその治療法が分からない。



こうした感覚を覚えました。


だから、未知の病気の原因が分かれば
多くの人を救えるに違いないと思いました。




だからこのまま終わってはダメだ!と思い
高田さんにお願いをして
引き続き無償でコーチングをしました。



そこから高田さんに向き合って
分かってきたことがあります。



それは高田さんは子どもの頃から
人間関係を築くことが苦手で

自分は普通の人とは違う!と
ずっと感じて生きてきたそうです。


普通の人が当たり前にできることが
自分にはできない。


だから、ずっと普通になりたい!


そう思って生きてきました。



また、運動神経がよかったので
学生時代は野球にのめり込んでいたそうですが、


チームの一員と思ったことがなく
自分は他の人とは違うと思っていました。


親友と呼べる人が出来たこともないし、
大学時代にはアルバイト先で
女性から告白されましたが、


自分のことを好きになって貰える筈がない!


と怖くなり逃げてしまったそうです。



とても興味深いことは
頭ではお付き合いしたい!と思っているのに
猛烈な恐怖に襲われたということ。



また学生時代からいつも不安に支配され
その不安を解消するために
色々な行動を取り続けてきたこと。



職場ではめちゃくちゃ働き
一人で仕事を抱え込み
サービス残業も当たり前で
誰よりも働いてきたこと。



それでもいつも誰かに
怒られるかもしれない!という不安を抱え
たった一人で頑張ってきたこと。



こうした色々な話を聞きました。



こうした1つ1つの
エピソードを伺い

その事象と照らし合わせて
論文を読んだり
心理学協会の勉強会に参加したり
色々な書籍で学んだりしている時に


ふと、こう思いました。


あれ・・・?


高田さんと、俺の母親はよく似ている



そう思いました。



俺の母親は、

毎朝5時に起きて畑仕事をして
そこから俺たちの朝食と弁当を作り

その後、パートに出て働き
家に帰ってきてから家事を徹底的にして
いつも埃一つ落ちていない
窓ガラスもいつも綺麗。

そんな状態を維持していました。


さらに祖母の介護も1人で行い
毎晩12時過ぎに寝る。



こんな生活を続けていました。



俺は子どもの頃から
なぜ、そんなにも頑張るんだろう!


もっと手を抜けばいいのに・・・・


そう思っていました。


だけど、高田さんの話を聞き、


高田さんも、俺の母親も


「頑張らない」という
選択肢自体がないんだ!と分かりました。



頑張ることが当たり前で
いつも頑張り続けてしまうわけです。



この源泉は何か?



それはきっと「圧倒的な不安」です。



つまり、頑張り過ぎるのは
圧倒的な不安があるからで、


不安から逃れるために
頑張り続けているんだ!と確信しました。



そこからさらに勉強を続け分かったことは、


人には「心の穴」と呼べるものがあって
その「心の穴」が不安や生きずらさを
何度も引き寄せ具現化させる。


「心の穴」を埋めない限り
ずっと同じ種類の不安を引き寄せ続ける。


こうした仮説に行き着きました。



高田さんの「心の穴」は何か?



それは「決して安心することができない」
という強烈なものです。


どんなことをしても決して安心できずに
苦しみ続けるというもの。



「Hole理論」では細かい穴も含めると
100以上の「心の穴」を発見していますが、


高田さんの「心の穴」は
その中でも最も辛くて厳しい心の穴です。



なぜ、高田さんにコーチングの効果がなかったのか?



それはコーチングとは

「私はいかに生きるべきか?」

「私は何をすべきか?」

「私はどんなことをするべきか?」


といったゴールありきの生き方を考える理論ですが、


サメタイプの人は、そもそも『私』が分からない
『私』という存在が不安定だからです。



デカルトの有名な

『我思うゆえに我あり』

で説明すれば


サメタイプの人は

我思うという『我』自体が分からないわけです。

だから、あなたは何をしたいの?


と聞かれても『私』が分からないから
なんて答えていいか分からない。


こうした状態に陥ります。



だから、ゴールありきのコーチングでは
どれだけ頭を振り絞っても
決してゴール設定ができません。



なぜなら、ゴールを設定する
『私』が不安定で
その『私』を疑っているからです。



今日はめちゃくちゃ大事なことを
話しました。



こうした「心の穴」を発見し
埋めることで本来あるべき人生に
進めるというのが「Hole理論」である


ということを最後にお伝えして
終わりにします。



簡易版のため、診断結果にズレが出ますが
あなたの「心の穴」診断はこちらからできます。


興味がある人はやってみてください。
https://resast.jp/page/fast_answer/5926




では!


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