新章Vol.11 第3の道
こんにちは、内山です。
ゼロからプロコーチになる道のりをシリーズでお伝えしています。
前回は「自分の土俵を創る」という話をしました。
記事はこちら。
https://bit.ly/3oiy0Y8
今回のテーマは
『第3の道』
です。
昔から
『人は何才からでも変われる』
と言いますが、俺はそれは本当だと思います。
たとえ、今は自分は本当にダメなヤツ!と思っていても
たとえ、今は全く自信がなかったとしても
人はいつだって変わることができます。
今日はそんな話をしたいと思います。
少し時代を遡って・・・・
俺は学生時代、
本気でギタリストになろうと思った時期があります。
元々、ブリティッシュロックが大好きで、
海外アーティストをCDを大人買いしていました。
(子どもだけど笑)
最初に衝撃を受けたギタリストが
ストーンローゼズのジョンスクワイアという人で、
「I Am the Resurrection」という曲の
ソロパートばかりをコピーしていました。
※ジョンスクワイア
その後、ガンズアンドローゼズのスラッシュ、
プリンス、デビッド・ギルモアといった
アーティストが大好きでいつも彼の曲を弾いていました。
特にデビッド・ギルモアにハマった時期があり
ギルモアが使用しているギターを買い、
ギルモアの曲をコピーしていました。
※写真はデビッド・ギルモア74才
しかし、どれだけ真似をしても
ギルモアと同じ音が出ません。
同じギター、同じギター楽譜で弾いているのに
全く違う音なんですね。
興味ある人はこの曲のギターパートを聞いてみてください。
めちゃくちゃ渋いです♩
https://www.youtube.com/watch?v=eHKG7EMxWW8
ちなみに俺の妻からは、暗いおじさんと呼ばれています(笑)
何度も何度も練習をしますが、
ギルモアと同じ音が出ません。
音の質が全く違うんですね。
それは微妙な違いのようだけど、
異次元の違いだと感じていました。
そこから、ギルモアの音を1年以上追求しましたが、
どれだけ練習しても求める音が出ません。
ある夏の日、悶々としながら
実家の庭で水を巻いていた時のこと。
今まで求め続けた答えがようやく分かりました。
実際には『分かった気』がしたのです。
俺は庭の木々に水をやりながら
親指で水圧を調整しました。
指で強く押すと、水圧が強まり
より遠くまで水が飛んでいきます。
そして思った以上に飛距離が出ると喜んでいました(笑)
その後、水を綺麗に2手に分けることができないか?と
試行錯誤したのですが、何度も指の位置を変えても
上手くいきません。
どうしても細かな飛沫が飛び散ります。
理想としてはこんな感じ。
相変わらず絵心満載の絵(苦笑)
その時、俺が思ったことは、
ホースがギターの弦で、水が音だと仮定すれば、
俺の演奏はまさしく飛び散る水と同じ。
細かな飛沫が沢山出ていたので、
それが音質の違いだと思ったのです。
音が乱れて飛び出るわけですね。
それに対してギルモアは、
どこでどのようにホースを押さえても
細かく飛び散らない人なんだ。
そう思いました。
ギルモアの音はこういう噴水。
それに対して、俺の音はこんな噴水。
バラバラに散らばっています。
この答えが分かった瞬間、
音楽に対して「絶望」しました。
俺はこの先、全てのエネルギーを注ぎ込み
死ぬまでギターの演奏を続けても、
きっと『天才』の領域には辿り着けない。
そう思いました。
1度くらいなら、
まぐれで綺麗な噴水ができるかもしれない。
だけど、それが全曲を通じて
綺麗な噴水を描き続けることは
絶対に無理だと悟ったのです。
このギルモアの表情は
まさしく綺麗な噴水を出している恍惚の表情ではないか?
そう理解するようになりました。
俺が悟ったことは、
自分には、音楽の才能は無かったということ。
そして、世の中には
『天才』と呼ばれる人がいるということです。
もちろん、そんな俺でも努力を続ければ、
そこそこの所まではいけると思いますが
『天才』の領域までは達することができないだろう。
そう思った瞬間、俺はギタリストになる夢を
スッパリと手放しました。
その後、
JR西日本という安定した会社に就職し
ごく普通の生活を送ることにしました。
この人生の選択の背景には、
子どもの頃から、両親に言われ続けた
「お前は勉強を頑張って、安定した企業に就職して、そこで定年まで働きなさい」
という言葉が関係していると思います。
仕事には不満はありませんでしたが、
どこか人生の消化試合のような虚しい気持ちを持ちながら
働いていたのを今でも覚えています。
その後、テレビディレクターに転職して
色んな有名人にお会いしてきました。
しかし俺がギルモアに感じた
『天才』と思える領域にいる人は
ほんの数人しかいませんでした。
例えば、お笑いの世界であれば
ダウンタウンの松本人志さん。
お笑いの才能でいえば、
群を抜いて高い存在なのは
多くの人が認める所でしょう。
今、活躍している芸人に
「影響を受けた芸人は誰か?」
という質問をすると間違いなく
松本さんという回答が1番集まります。
これは構造的な話になりますが・・・
俺がギルモアに憧れてギタリストになろうとしたことと
松本さんに憧れて芸人になろうとしたのは
基本的に同じです。
もしかしたら、あなたにも昔、憧れた人がいて、
その人のようになりたいと思ったり、
今もその思いを大切にして
目指している人がいるかもしれません。
以前、俺がなりたい道を諦めて気付いたことは、
どんな時でも
「第3の道がある」
ということ。
俺の場合、
第一の道がミュージシャンで
第二の道がサラリーマンでした。
多くの人は、
本当にやりたいこと(第一の道)
と
お金のために働くこと(第二の道)
との間で葛藤します。
本当にやりたいことはあるけど
お金が稼げないから
お金のために働くという形になるわけですね。
俺は、第一の道であるミュージシャンを諦め
第二の道であるサラリーマンを続けてきました。
しかし、2011年にコーチングと出会い
第三の道があることに気づいたのです。
それが『起業』という道です。
俺は今、保育園をやっていますが、
学校教育におかしいと思うことがあります。
それは学校教育では
『起業をする』
という選択肢そのものがないことです。
勉強を頑張った後は、
『サラリーマンになる』
この道しか用意されていません。
もちろん、サラリーマンになりたい人はなればよくて
そもそも選択肢自体がないのがおかしいのです。
だから、決してそんなことはない!と言いたい。
それが今回のメルマガでお伝えしている『第3の道』です。
ただし、第3の道に進むためには、
必ず『スキル』が必要です。
スキルなくして、第3の道に進むことはできません。
この話はここまで3回に分けて
長々と書いたのでぜひ読んでみてください。
=============
Vol.8 自由になるために必要なたった1つのこと
https://c-efficacy.com/1703-2/
Vol.9 失い続ける原因はこれだ!
https://bit.ly/3qxOFZE
Vol.10 自分の土俵を創る
https://bit.ly/3muDrCF
==============
第3の道という例では、
芸能界からYouTuberへ
異なる道を歩む人も増えてきました。
まさしく、オリラジのあっちゃんが
切り開いている世界です。
だからあっちゃんがやっていることは
芸人というより革命に近い。
いつ、どんな時でも第3の道はある。
そして今の俺がやりたいことは、
『人の人生が変わる場所を作る』
ということ。
だから、保育園をやったり、
スクールをやったり、
来年はサメタイプの人の人生が変わる
サメハウスも作りたいわけです。
もしあなたが進みたい道があるのであれば、
その道にふさわしいスキルは何か?
それをぜひ考えてみてください。
人は何才からでも必ず変われます。
今はダメなヤツだと思っていても
全然自信がなくても、
やりたいことが分からなくても
人は必ず変わることができます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
追伸:CEコーチングスクールを開催します。
来年になりますが、
株式会社コレクティブ・エフィカシー主催の
コーチングスクールを開催します。
今回のスクールでは、
プロになるためのスキルをゼロからマスターして
半年以内に起業することを目指します。
・来年にはサラリーマンから独立したい人。
・コーチとして社会貢献したい人。
・人生の幸福度を上げたい人。
・生きがいのステージで生きたい人。
・人生のクオリティそのものを上げたい人。
このような人を応援します。
つきましては、
スクールのオンライン個別説明会を開催します。
この説明会は、あなたの今の悩み、
そしてこれからどうなりたいのか?をお聞きして、
実際にあなたの力になれるスクールなのか?
あなたに適したスクールなのか?をヒヤリングするためのものです。
あなたに合っているかどうか?を
まずはあなたが判断してください。
スクールに興味がある人、
プロコーチになりたい人は、
下記のフォームから申し込んでおいてください。
コーチングについては全くの初心者で構いません。
しかし、クレクレちゃんで
全く頑張るつもりもないと判断した人には
一切、連絡しません。
それ以外の方には
後日、担当者から連絡させていただきます。
ご了承ください。
申し込みはこちらから
https://bit.ly/2JvBAPA
では!